「オールインクルーシブって何?」 「普通のプランよりもお得なの?」
充実したサービスを追加料金なしで受けられる「オールインクルーシブ」という新たな旅行スタイルに近年、注目が集まっています。
この記事では、「オールインクルーシブ」について、メリットやデメリット、おすすめの宿などをまとめました。
この記事を参考に、次の旅行では充実したホテル時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
- 1. オールインクルーシブとは?
- 2. オールインクルーシブのメリット・デメリット
- 2.1. メリット①:追加料金を気にせずに充実した時間を過ごせる
- 2.2. メリット②:旅行の総額が分かりやすい
- 2.3. デメリット①:サービスを利用しないと割高になる
- 2.4. デメリット②:長期滞在の場合は飽きる可能性がある
- 3. オールインクルーシブがおすすめの人
- 3.1. ゆったりとホテルの時間を楽しみたい人
- 3.2. 追加料金を気にしたくない人
- 4. おすすめのオールインクルーシブ宿3選
- 4.1. 松島 一の坊
- 4.2. 伊東ホテルジュラク
- 4.3. 北こぶし知床 ホテル&リゾート
- 5. オールインクルーシブで充実した旅行にしよう!
オールインクルーシブとは?

「オールインクルーシブ」を英語で表記すると、「All Inclusive」です。
日本語訳すると、「すべてを含む」という意味で、宿泊代金に施設内の飲食やアクティビティなどの料金が含まれる旅行スタイルです。
ホテルでは通常、食事やリラクゼーションなどのサービスを利用する際に追加料金がかかる場合が多くあります。
せっかくだからあれもこれもと追加していたら予算を大幅に超えてしまったり、費用を抑えるために我慢したりした経験のある方もいるのではないでしょうか?
オールインクルーシブの宿では追加料金がかからずに充実したホテルのサービスを受けられるため、費用の心配をせずに、贅沢な時間を過ごせます。
オールインクルーシブプランをアピールする宿も増加しており、ゆったりとホテルステイできると近年注目を集めています。
オールインクルーシブのメリット・デメリット

追加料金なしで館内飲食やアクティビティが楽しめるオールインクルーシブ。
ここからは、オールインクルーシブのメリットとデメリットについて解説します。
メリット①:追加料金を気にせずに充実した時間を過ごせる
施設内の飲食やリラクゼーション、アクティビティに関する追加料金がかからないオールインクルーシブでは、予算を気にする必要がない点が最大のメリットです。
従来のホテルでは追加料金がかかっていたサービスが無料で楽しめるため、予算を気にして食べたいものを我慢したり、子供にも我慢させたりすることがありません。
また、施設にいる間は何度もサービスを利用できるため、好きなものを思う存分味わえるでしょう。
その土地の地酒など、豊富なアルコールの提供があるホテルもあります。
ホテルによってサービス内容は異なるため、事前に確認することがおすすめです。
メリット②:旅行の総額が分かりやすい
従来型の旅行は、交通費・宿泊費に加えて現地での食費やアクティビティ費などがかかるため、旅の総額が分かりにくい傾向にあります。
現地で予想外の出費があり、せっかくの旅行中に少し気分が下がってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか?
オールインクルーシブは飲食・アクティビティ費が宿泊料金に含まれるため、前もって総額が分かりやすいという特徴があります。
ある程度の費用が想定できるため、旅行の計画も立てやすいでしょう。
デメリット①:サービスを利用しないと割高になる
オールインクルーシブの宿は、宿泊代金に館内での飲食代やアクティビティ費などが含まれています。
もし現地で気になるお店があり、そこで食事をしてホテルの食事を利用しなかったとしても、宿泊料金から食事代を返金されることはありません。
一日中観光し、宿では寝るだけという方にとっては、提供されるサービスを十分に受けられず、オールインクルーシブのメリットを感じることができないかもしれません。
宿泊のみのプランとオールインクルーシブの場合で比較し、計画を立てることがおすすめです。
デメリット②:長期滞在の場合は飽きる可能性がある
宿泊料金に含まれるサービスの内容は、必ず毎日変化するわけではないため、長期滞在の場合には同じサービスばかりで飽きてしまう可能性があります。
食事内容も口に合わなかったり、同じ料理ばかりだと飽きてしまうかもしれません。
宿泊数や食事内容、サービス内容を確認し、旅行計画を立てるとよいでしょう。
オールインクルーシブがおすすめの人

ここまで、オールインクルーシブの特徴について解説しました。
メリットもデメリットもあるオールインクルーシブですが、どのような人だとオールインクルーシブの魅力をより感じられるのでしょうか。
ここからは、オールインクルーシブがおすすめの人について解説します。
ゆったりとホテルの時間を楽しみたい人
オールインクルーシブ宿の魅力は、なんといってもホテルの時間が充実できる点です。
最近ではホテルでバカンス気分を味わう「ホカンス」も人気を集めており、ホテル自慢の食事やフリードリンク、リラクゼーションやアクティビティなどが思う存分味わえるオールインクルーシブでは、ゆったりと充実した時間が過ごせるでしょう。
あちこち観光したり、行き当たりばったりでお店を巡ったりするよりも、あらかじめホテルで用意された食事やアクティビティを楽しみ、充実したホテル時間を過ごしたい人はオールインクルーシブがおすすめです。
近場でも、オールインクルーシブだと非日常で贅沢な時間がすごせます。
交通費や現地での費用を抑える代わりに、オールインクルーシブの宿に泊まってみるのもおすすめです。
追加料金を気にしたくない人
新婚や子ども連れの方などは結婚や子育ての出費があるため、旅行の費用が気になる方もいるかもしれません。
旅先では宿泊料金のほかに、飲食費やアクティビティ費など、さまざまな出費があるため、追加料金のかかるサービスには手を出しにくい方もいるのではないでしょうか。
オールインクルーシブの場合は、従来のホテルでは追加料金がかかるため諦めていたサービスも、心置きなく楽しめます。
我慢したり、周りの人にも我慢させたりしてストレスがたまることもありません。
おすすめのオールインクルーシブ宿3選

ここからは、充実のサービスが追加料金なしで受けられる、おすすめのオールインクルーシブ宿を3つご紹介します。
費用の心配をせずに、こだわりの食事や贅沢なサービスが好きなだけ味わえるおすすめ宿です。
ホテルによって特徴や受けられるサービスも異なるため、ご自身にぴったりな宿を探してみましょう。
松島 一の坊
住所 | 〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城字浜1-4 |
アクセス | 仙台駅から松島海岸駅(電車で約35分) 松島海岸駅から徒歩20分(無料送迎バス有り) |
公式 | https://www.ichinobo.com/matsushima/ |
日本三景・松島にあるオールインクルーシブ宿は、「松島 一の坊」です。
コーヒーや生ビール、ジェラートを味わえるカフェや、オリジナルカクテルが楽しめるバーがあり、充実したサービスが魅力です。
オーダーを受けてから目の前で調理・提供するディナービュッフェでは、東北の豊かな食材や三陸の新鮮な海の幸を存分に味わえます。
露天風呂からは松島の景色が広がり、贅沢なホテル時間を満喫できるでしょう。
アクティビティでは、レンタサイクルやサウナ・岩塩岩盤浴、ラウンジでの生演奏も追加料金なしで利用可能。
また、隣接した「橋田喬平ガラス美術館」にも宿泊者は追加料金なしで入館できるため、飽きることなく松島を観光できます。
ディナービュッフェにはフレンチと日本料理が並び、連泊の方も飽きずに楽しめます。
費用を気にせず、好きなものを好きなだけ味わう時間はオールインクルーシブならではです。
伊東ホテルジュラク
住所 | 〒414-0055 静岡県伊東市岡281番地 |
アクセス | 熱海駅から伊東駅(電車で25分) 伊東駅からホテルまでの無料送迎バス有り |
公式HP | https://www.hotel-juraku.co.jp/ito/ |
静岡県にある「伊東ホテルジュラク」では、館内の飲食に加えて、さまざまなアクティビティを楽しめる点が魅力です。
お風呂上がりのアイスやボードゲーム、卓球スペースなど子供から大人まで嬉しいサービスが満載です。
景色の良いラウンジでは静岡限定の生ビールをはじめとするアルコール類、伊東特産の「ぐり茶」、お子様も喜ぶソフトドリンクやおつまみなどをフリーで楽しめます。
ディナーは海の幸を贅沢に味わえるビュッフェスタイル。
厳選された魅力的な料理に加えて、ソフトドリンクやアルコールも楽しめます。
夏期には無料で入れるプールもあります。
1万円代から泊まれる部屋もあり、比較的リーズナブルにオールインクルーシブを満喫できるおすすめ宿です!
北こぶし知床 ホテル&リゾート

住所 | 〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地 |
アクセス | 女満別空港から知床エアポートライナーで2時間11分 |
公式HP | https://www.shiretoko.co.jp |
世界自然遺産・知床にある「北こぶし知床 ホテル&リゾート」は、雄大な自然の近くで、スイーツやドリンク、アクティビティを楽しめるリゾートホテルです。
フリードリンクともに、知床に関する本を読みながらくつろげるラウンジや、デンマークのショコラトリー・「ピーターバイヤー知床」のアイスクリームが味わえるカフェスペースがあり、ゆったりとしたホテル時間が過ごせます。(※アイスクリームはお一人様・1泊につきおひとつ)
そしてこちらのホテルの見所は、旅行メディア「じゃらん」で2025年行ってみたいサウナ全国1位を獲得した「流氷を見渡せるサウナ」。北海道の壮大な自然を見渡しながら楽しむサウナは格別です。
ほかにも、大きな窓から碧海を望むホテル最上階の展望大浴場「大海原」、足湯に浸かれる「流氷テラス」、ライブラリー「本の森」、未来へ手紙を送る「未来郵便局」、キッズスペース、卓球・ビリヤード、トレーニングジム、たばこラウンジなど幅広く充実したサービスをオールインクルーシブで利用できます。
壮大な北の大地で味わう極上の体験。非日常を満喫できます。
オールインクルーシブで充実した旅行にしよう!

この記事では、今注目されている新たな旅行スタイル、オールインクルーシブについてまとめました。
オールインクルーシブにすることで、費用や追加料金など、旅行におけるさまざまな不安やストレスを解消できます。
好きなものを好きなだけ味わう贅沢なひと時を、オールインクルーシブで味わってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人

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東北生まれ東北育ちのライターです。
食べ歩きと美術館巡りが趣味です。
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