「あの映画の舞台になったホテルに、いつか泊まってみたい」。
そんな風に考えたことはありませんか?
旅の醍醐味は、日常から離れて非日常を堪能する。
そして、映画の世界に浸るのもまた、最高の非日常体験です。
本記事では、数々の名作映画に登場し、物語の重要な舞台となった宿を厳選して紹介します。
映画のシーンをなぞるように、お気に入りの作品の世界観に浸る特別な旅に出かけてみませんか?
映画好きにはたまらない、特別な旅のプランがきっと見つけられるはずです。
ぜひチェックしてみてください!
映画の舞台となったおすすめホテル

誰もが一度は観た名作の舞台となったホテルを巡れば、旅がもっと特別な体験になること間違いなし!
今回は映画の舞台となったおすすめホテルを紹介します。
ホテル・ニューグランド │ 有頂天ホテル

出典:ホテル・ニューグランド
住所 | 神奈川県横浜市中区山下町10番地 |
アクセス | みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩約1分 |
周辺観光地 | 横浜中華街・赤レンガ倉庫・山下公園 |
公式HP | https://www.hotel-newgrand.co.jp/ |
「ホテル・ニューグランド」は、1927年開業の歴史あるクラシックホテル。
映画「THE 有頂天ホテル」や「ツナグ」のロケ地として知られており、重厚な建築様式と山下公園や横浜港を一望できるロケーションが大きな魅力です。
特に本館の大階段は多くの作品に登場し、シンボル的な存在となっています。
また、ドリアやナポリタン、プリン・ア・ラ・モードといった料理発祥の地としても知られており、食文化の面でも日本の歴史に深く関わってきました!
ロイヤルパークホテル │ マスカレード・ホテル

出典:ロイヤルパークホテル
住所 | 東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1 |
アクセス | 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」より直結 |
周辺観光地 | 六本木ヒルズ・東京ミッドタウン・東京タワー |
公式HP | https://www.rph.co.jp/ |
ロイヤルパークホテルは、東野圭吾の小説が原作の映画「マスカレード・ホテル」のモデルであり、一部のシーンでロケ地としても使用されたホテル。
主人公たちが働く一流ホテル「ホテル・コルテシア東京」の華やかな雰囲気が、そのままホテルのロビーや内装に反映されています。
映画の世界観を彷彿とさせる、ラグジュアリーな空間ときめ細やかなおもてなしも魅力です♡
また、日本橋という歴史ある街に位置し、観光やビジネスの拠点としても便利!
伊豆今井浜東急ホテル │ 女が眠る時

出典:伊豆今井浜東急ホテル
住所 | 静岡県賀茂郡河津町見高今井35-1 |
アクセス | 伊豆急行「今井浜海岸駅」から徒歩約3分 |
周辺観光地 | 河津バガテル公園・今井浜海水浴場・河津七滝 |
公式HP | https://www.tokyuhotels.co.jp/imaihama-h/index.html |
伊豆今井浜東急ホテルは、映画「女が眠る時」のメインロケ地として知られるリゾートホテルです。
全室オーシャンビューとバルコニー付きの客室が最大の魅力で、今井浜海岸の美しい景色を独り占めできます。
まるで海外のリゾート地を思わせるロケーションは、作品のミステリーな世界観を演出しました。
露天風呂付きの温泉大浴場や屋外プール、レストランなど施設が充実しており、映画の世界に浸りながらゆったりと滞在を楽しめます。
万平ホテル │ 風立ちぬ

出典:万平ホテル
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925 |
アクセス | JR「軽井沢駅」より無料送迎バスで約5分 |
周辺観光地 | 旧軽井沢銀座通り・軽井沢ショー記念礼拝堂 |
公式HP | https://www.mampei.co.jp/ |
万平ホテルは、明治27年(1894年)に創業した、軽井沢を代表する日本有数のクラシックホテルです。
ジブリ映画「風立ちぬ」に登場する「草軽ホテル」のモデルの1つとして知られ、主人公の二郎と菜穂子が出会う重要な舞台となりました。
国の登録有形文化財にも指定されている本館「アルプス館」は、映画の世界観をそのまま感じられるノスタルジックな雰囲気を堪能できます。
また、ジョン・レノンが滞在し、愛した「ロイヤルミルクティー」を味わえるカフェテラスも人気です♡
映画の舞台となったおすすめ旅館

ホテルに続いて、映画の舞台となったおすすめ旅館をします。
どれも素敵な宿ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください!
四万温泉 積善館 │ 千と千尋の神隠し

住所 | 群馬県吾妻郡中之条町四万温泉 |
アクセス | JR「中之条駅」よりタクシーで約20分 |
周辺観光地 | 四万温泉・奥四万湖・四万川ダム |
公式HP | https://www.sekizenkan.co.jp/ |
四万温泉 積善館は、群馬県にある元禄創業の老舗旅館です。
宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」のモデルの一つと言われており、多くの映画ファンが聖地巡礼に訪れます。
本館へ渡る赤い橋と幻想的な景観は、まるで映画の世界に迷い込んだかのよう♡
館内にあるレトロな温泉や、湯治場の雰囲気を残す客室も魅力的です!
創業300年以上の歴史を誇り、本館は群馬県の重要文化財にも指定されています。
千と千尋の世界観に浸りながら、四万温泉を堪能してみませんか?
法師温泉 長寿館 │ テルマエ・ロマエ
住所 | 群馬県利根郡みなかみ町永井650 |
アクセス | 上越新幹線「上毛高原駅」下車→猿ケ京乗換え→法師温泉行きバスで約60分 |
周辺観光地 | 泰寧寺・裏見の滝・水紀行館 |
公式HP | http://www.hoshi-onsen.com/index.html |
法師温泉 長寿館は、映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としても知られる、創業140年以上の歴史を持つ温泉宿です。
国の登録有形文化財にも指定されている混浴の「法師乃湯」は、明治28年に建てられた風情ある建物の中にあり、足元から湧き出る温泉に浸かれます。
映画では、主人公・ルシウスがタイムスリップして訪れる重要なシーンの舞台となりました。
玉城乃湯は扉を開けると露天風呂となっており、緑豊かで開放感あふれる雰囲気を楽しめます♡
鉛温泉 藤三旅館 │ 海街diary

出典:鉛温泉 藤三旅館
住所 | 岩手県花巻市鉛字中平75-1 |
アクセス | JR「新花巻駅or花巻駅」より無料シャトルバスで約30分 |
周辺観光地 | 山の駅 昭和の学校・花巻市博物館 |
公式HP | https://namari-onsen-ryokan.com/ |
岩手県花巻市の山あいに佇む「鉛温泉 藤三旅館」は、開湯600年を超える歴史を持つ老舗旅館です。
映画「海街diary」のロケ地として知られ、作中に登場する趣のある木造建築は、映画の世界観をそのまま感じさせてくれます。
この旅館の最大の魅力は、日本一深いと言われる天然自噴岩風呂「白猿の湯」。
立つと胸の高さまである深さで、湯の重みに身を任せるユニークな入浴体験ができます。
宮沢賢治も愛した宿として知られ、文学作品にも登場するなど、文学ファンにもおすすめの旅館です!
下記の記事では、文豪が愛した旅館を紹介しています。
本記事とあわせてチェックしてみてください♡
次の旅は「あの映画」の世界へ

映画鑑賞後の余韻に浸るように、物語の舞台となった宿に泊まるのは最高の贅沢です。
旅館の部屋で映画のサウンドトラックを聴いたり、ロケで使われた部屋や温泉で作品の世界観を堪能したり…
お気に入りの作品をより深く楽しむのも、すてきな旅の思い出作りにぴったりです。
本記事で紹介した宿を参考に、あなたの心を揺さぶったあの映画の舞台で、思い出に残る特別な時間を過ごしてください♡
この記事を書いた人

- 旅行やホカンスがだいすきなWebライター。柔らかいけれど芯がある文章をお届けします。
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