温泉宿や旅館などで用意されていることの多い浴衣。
館内着として着用したり、寝巻きとして着たりするとなんだか特別感があり、ワクワクしますよね。
一方で、肌触りや寝心地が気になる方もいるかもしれません。
この記事では浴衣で寝るメリット・デメリットや浴衣で寝ない場合はどうするか、快適に寝るための方法などを解説します。
旅先で浴衣を着るかお悩みの方は参考にしてください。
浴衣で寝るメリット

浴衣で寝るメリットには以下があります。
- 通気性がよく、涼しい
- 開放感がある
- 荷物が減らせる
- 旅行の非日常を味わえる
着ているとなんだかワクワクする浴衣ですが、実は実用的な面でもメリットがあります。
ここからは浴衣を着るメリットについて解説します。
通気性がよく、涼しい
浴衣は夏着物の一種で、昔は湯上がりの後に着用する着物、いわゆる寝巻きとして着用されてきました。
一般的に、綿や麻といった通気性がよく軽い素材で作られることが多いため、通気性の良さや涼しさが特徴です。
温泉に浸かって体が温まった後に浴衣を着ると快適な状態を維持でき、心地よく過ごせるでしょう。
開放感がある
浴衣は胸元、足元が開いているため、開放感を感じるのも特徴です。
特に足元は大きく開けるのがズボンとの違いです。
湯上がりで体が熱くなっている時には浴衣で過ごすことで体が楽になり、リラックスできるでしょう。
荷物が減らせる
旅の荷物でかさばるのが衣服です。
旅だ気での着替えに加えていつも通りのパジャマやインナーなどの寝巻きまで持参するとなるとかなりの荷物になります。
宿に用意されている浴衣を寝巻きとして使うと、パジャマを持ってこなくても良いため、荷物を減らすことにつながります。
少しでも荷物を減らしたい方は浴衣で寝るとよいでしょう。
旅行の非日常を味わえる
浴衣を着ると非日常を味わえるのもメリットです。日本の伝特的な衣服とはいえ、なかなか浴衣を着る機会は多くありません。
風情ある温泉街や和を感じる館内を浴衣で過ごすと普段とは違う特別感があるでしょう。
快適さだけでなく、高揚感も味わえるのは旅先で浴衣を着るメリットです。
浴衣で寝るデメリット

ここまで、浴衣で寝るメリットについてまとめました。
快適さや特別感などさまざまなメリットがある一方で、浴衣で寝ることでデメリットに感じる点もあります。
浴衣で寝るデメリットには以下があります。
- 寝にくさを感じる場合がある
- 体が冷えやすい
- 朝になるとはだけている場合がある
ここからは浴衣で寝るデメリットについて解説します。
寝にくさを感じる場合がある
麻素材の浴衣の場合、シャリッとした生地感が気になって寝にくさを感じる場合があります。
シャリっとした生地感が涼しさにもつながる一方で、人によっては肌に刺激を感じることもあるため、肌が敏感な方や、肌触りにこだわりがある方は注意が必要です。
宿によっては通気性がよく肌あたりも優しい、綿100%の浴衣を用意している場合もあります。
体が冷えやすい
通気性の良さや涼しさが浴衣のメリットである一方、冷えが気になる方もいるかもしれません。
特に浴衣の場合、上下の服が繋がっているため、お腹の部分の冷えが気になる場合が多いでしょう。
気になる方は浴衣の下に着るTシャツやズボン、腹巻きなどを持っていくのがおすすめです。
朝になるとはだけている場合がある
浴衣は腰紐や帯で固定するだけのため、朝になると服がはだけてしまう場合があります。
一人での旅行であれば気になりませんが、複数人での旅行、友人や恋人との旅行などでは人目が気になり不便に感じるかもしれません。
宿によってはサイズを豊富に準備している場合があります。
ご自身に合うサイズのものを選ぶことで着崩れを防ぐことができ、快適に過ごせます。
浴衣で寝ない場合はどうする?

浴衣のデメリットが気になる場合はパジャマを持参するのがおすすめです。
普段通りのパジャマを使うことで旅先でもリラックスできるでしょう。
ただし、館内を出歩きたい場合には旅館で許可が出ている館内着や、快適な私服に着替えるのがマナーです。
旅行前には宿泊先のルールやマナーを確認しましょう。
少しでも荷物を減らしたい方はインナーだけでも持っていくと着心地が変わります。
せっかくの温泉旅行だから浴衣を着たい!
快適に過ごすためには何か工夫できないのでしょうか?
浴衣で快適に寝るための方法

浴衣でも快適に過ごす方法は以下があります。
- 浴衣の下にインナーを着る
- 腰紐を少し高めに結ぶ
- ゴムベルトを使う
ここからは浴衣で快適に寝るための方法について解説します。
浴衣の下にインナーを着る
浴衣がはだけてしまうのが気になる方や冷えが気になる方は浴衣の下にインナーを着るのがおすすめです。
Tシャツや短パンなどのインナーを仕込むことで、お腹が冷えたり、肌の露出を防ぐことができます。
肌あたりが柔らかな綿100%のインナーはお子さんや敏感肌の方も安心して着用できます。
浴衣で温泉気分を味わいながら、デメリットもカバーしましょう。
浴衣の中に何を着ればよいか、もっと知りたい方はこちらの記事もおすすめです!
腰紐を少し高めに結ぶ
浴衣がはだけてしまうのを防ぐために、着方を工夫するのもおすすめです。
腰紐を少し高めに結ぶと着崩れを防ぐことができますよ。
また、着崩れを防ぐにはシンプルな結び方が適しています。
片ばさみ結びや貝の口結びなど、浴衣を着るシーンによって結び方を変えてみましょう。
ゴムベルトを使う
しっかりと結びたいけれど息苦しさが気になる方は、帯や腰紐の代わりにゴムベルトを使うのもおすすめです。
浴衣がはだけないようにと帯をキツく結ぶと寝にくくなる可能性があります。
ゴムベルトは帯や腰紐と比べて伸縮性があるため、しっかりと腰回りにフィットしながらも息苦しくなりません。
浴衣を着崩さずに着たい、けれど快適さも譲れない方におすすめの方法です。
浴衣を着て快適に過ごそう!

この記事では浴衣を着るメリット・デメリット、浴衣で快適に眠るおすすめの方法についてまとめました。
浴衣を着ると、日本の風情を感じられ、温泉旅行がさらに特別なものになります。
快適に過ごせるよう、ご自身にぴったりな方法で快適に浴衣を着てみましょう!
この記事を書いた人

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東北生まれ東北育ちのライターです。
食べ歩きと美術館巡りが趣味です。
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