重い荷物も楽に運べるキャリーケースは、旅の強い味方です。
荷物が多い方やお子さん連れ、長期間宿泊する方のなかには、キャリーケースを持って行く方が多いのではないでしょうか。
一方で、凸凹した道では進みにくかったり、段差があるところでは運ぶのが大変だったり、キャリーケースが邪魔だと感じる場面も。
特に大きなキャリーケースの場合、他の観光客の迷惑になったり、移動でストレスを感じたりすることがあるため、しっかりと対策することがおすすめです。
この記事では、旅行中にキャリーケースが邪魔だと感じる場面やその時の対処法についてまとめました。
次の旅行でキャリーケースを持っていこうか検討中の方はこの記事を参考にして、快適な旅にしましょう。
キャリーケースが邪魔な場合とは?

たくさん荷物が入り、丈夫なキャリーケースは便利な一方で、旅の道中では邪魔だと感じることもあるでしょう。
キャリーケースが邪魔になる場面は以下が挙げられます。
- 凸凹した道や細い道
- 段差のある場所
- 長時間の移動
ここからは、キャリーケースが邪魔だと思う場面について解説します。
凸凹した道や細い道
キャスター付きのキャリーケースは凸凹した道だと進みにくかったり、ひきずる音が大きかったりして邪魔だと感じる場合があります。
また、細い道や人通りの多い場所では、キャリーケースをひきずりながらだとすれ違いにくく、荷物が周囲の人や物にぶつかり、ストレスを感じることがあるでしょう。
周囲の人に怪我をさせることもあるため、注意が必要です。
2輪のキャリーケースは体から離れやすいため、意図せず周囲の人や物にぶつかることもあります。
キャリーケースを持ち運ぶ際には後方にも注意しましょう。
段差のある場所
場所によってはエレベーターやエスカレーターがなく、上り下りの手段が階段のみの場合もあります。
重いキャリーケースを抱えて段差を上り下りする際はあまりの大変さに、邪魔だと感じることがあるでしょう。
また、階段やエスカレーターではキャリーケースが落下して打撲や骨折などの怪我につながっている事例もあります。
エスカレーターでは上りは自分の前に、下りは自分の後ろに乗せて、絶対に手を離さないようにしましょう。
長時間の移動
公共施設や観光地で長時間観光する際にはキャリーケースが邪魔だと感じる場合があります。
大きなキャリーケースだと、周りの人に迷惑をかけていないか気を張り、ストレスを感じることがあるでしょう。
また、長時間ひきずっていると疲労感が出て観光に集中できず、せっかくの旅行が辛い思い出になってしまう可能性もあります。
充実した旅にするためにも、旅先でのストレスはできるだけ避けたいですよね。
旅行中にキャリーケースが邪魔な場合の対処法と注意点

場合によっては邪魔だと感じるキャリーケースですが、適切に対処することでストレスや疲労を軽減し、重い荷物も楽に持ち運ぶことができます。
旅行中にキャリーケースが邪魔な場合の対処法には以下があります。
- コインロッカーに預ける
- 宿泊先に預ける
- 手荷物預かり所を利用する
- 宅配で送る
- 質の良いキャリーケースを使う
- キャリーケースではなくリュックなどの旅行カバンでいく
ここからはキャリーケースが邪魔だと感じる際の対処法と注意点について解説します。
コインロッカーに預ける
駅や観光地などではコインロッカーが設置されている場合があります。
キャリーケースが入る大きなコインロッカーに預けることで、身軽に旅行が楽しめるでしょう。
最近は支払いでSuicaが使えるものも増えている傾向にあり、手軽にお支払いができます。
ただし、現金しか使えないコインロッカーもあるので、どうしてもコインロッカーを使いたい場合は100円玉を用意しておくことがおすすめです。
人気観光地や休日などはコインロッカーの空きがないこともあります。
いくつかの候補を事前に調べたり、コインロッカーの空き情報がわかるサイトを活用したりすることがおすすめです。
宿泊先に預ける
旅先に着いたら荷物を宿泊先に預けることもおすすめです。
宿泊先のホテルであれば、チェックイン前やチェックアウト後でも荷物を預けられることが多い傾向にあります。
大きなキャリーケースは預けて必要な荷物のみ持つと、身軽に旅を楽しめるでしょう。
場合によっては預けられないこともあるため、事前に電話で確認すると安心です。
ホテルの場所によってはロスタイムとなるため、その日の予定やホテルの場所を事前に確認しましょう。
手荷物預かり所を利用する
観光地や駅・空港では手荷物の預かりサービスを実施している場合があります。
旅行先についてすぐに身軽になれるため、そのようなサービスがないか事前に探してみるのもよいでしょう。
ただし、営業時間が決まっているため、営業時間に取りに戻れるか、観光地との距離などを考慮しましょう。
営業時間に加えて、手数料なども事前に調べ、比較・検討することがおすすめです。
宅配で送る
荷物を配送する方法は、長期間宿泊する場合や、出来るだけ移動のストレスを軽減したい方におすすめです。
家から宿、宿から家の移動を身軽にできる点は大きなメリットです。
また、いくつもの観光スポットを巡る場合、行く先々でコインロッカーに預けるよりも宅配した方が安上がりな場合があります。
ただし、距離によっては配送に時間がかかることもあるため、数日間、手元になくても大丈夫な荷物のみを送るようにしましょう。
質の良いキャリーケースを使う
キャリーケースにはさまざまな種類があるため、質の良いキャリーケースを使うことで快適になる場合もあります。
例えば、キャスターが2つのキャリーケースは斜めにして持ち運ぶため、凸凹した道では不安定になったり、立てたまま持ち運べる4輪のキャリーケースと比べると体から離れて持ち運ぶため、重さを感じたりすることもあるでしょう。
キャリーケースにも高品質なブランドのものや、最新の高性能なものなど、さまざまな種類があります。
軽量や静音などそれぞれの機能を比較し、自分にあったキャリーケースを選ぶことで快適な旅になるでしょう。
キャリーケースは大きくて保管が大変だったり、値段が高額だったりします。
買う前に、キャリーケースのレンタルサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
質の良いキャリーケースを使ってみたい方は以下のサービスがおすすめです。
キャリーケースではなくリュックなどの旅行カバンでいく
宿泊数があまり多くなく、キャリーケースより身軽に旅をしたい方は、リュックに荷物を詰める事もおすすめです。
リュックは両肩の紐に重さが分散するため、重さを感じにくいという特徴があります。
また、キャリーケースのようにひきずる必要もないため、段差や道の狭さなどが気になりません。
できるだけ身軽に旅をしたいという方は思い切って旅行バッグを変えてみることも検討するとよいでしょう。
キャリーケースとリュックでお悩みの方は以下の記事もおすすめです。
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旅行の準備をする際、キャリーケースかリュックのどっちにするか悩む人も多いでしょう。 「キャリーケースは便利だけれど、階段…
快適に荷物を運び、充実した旅を!

荷物がたくさん入り、コロコロと転がせるキャリーケースは、便利な一方で「邪魔」だと感じることもあります。
ただし、対処法を実践することで、楽に、たくさんの荷物を運ぶこともできます。
この記事を参考に、キャリーケースの預け場所や荷物の運び方、質の良いキャリーケースを検討してみてはいかがでしょうか。
快適に荷物を運び、充実した旅行にしましょう!
この記事を書いた人

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東北生まれ東北育ちのライターです。
食べ歩きと美術館巡りが趣味です。
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